お風呂上がりに欠かせないドライヤー。けれど「とにかく早く乾かしたい」と温風だけで仕上げていませんか?実はその使い方、髪の健康に大きな差を生むかもしれません。
私も以前は温風オンリー派で、翌朝の髪の広がりやパサつきに悩んでいました。けれど美容師さんに教えてもらった“正しい使い方”を試してから、髪の手触りが明らかに変わったんです。
この記事では、髪にダメージを与えない乾かし方と、温風・冷風のベストな使い分け方を、わかりやすくご紹介します。
結論:温風で7割乾かし、冷風で仕上げるのが髪に優しい
まず押さえておきたいのは、「温風で髪の内部をしっかり乾かしたあと、冷風で表面を整える」こと。
これだけで、髪の広がり・パサつき・熱ダメージを最小限に抑えることができます。
温風はスピーディーだけど、使いすぎ注意!
ドライヤーの温風は、髪の根元から一気に水分を飛ばすのに便利ですが、高温を当てすぎると髪のキューティクルが開きっぱなしになり、結果として水分が逃げてしまいます。
温風のダメージが起きやすいパターン
- 髪から5cm以内で熱風をあて続ける
- 同じ部分に何秒も熱を集中させる
- ドライヤーを固定したまま使ってしまう
こんな使い方をしていると、翌朝の髪はパサパサ、静電気もひどく、まとまりません。
冷風は仕上げに最適!ツヤとまとまりを与える
意外に知られていないのが、冷風の仕上げ効果です。冷風には、開いたキューティクルを引き締めて髪の表面を整える働きがあります。
これによって、光を反射しやすくなり、ツヤがアップ。スタイリングもしやすくなります。
冷風のメリット
- 髪の表面を引き締めてツヤが出る
- 広がりやうねりを防ぐ
- スタイリングの持ちがよくなる
髪に優しい正しいドライヤーの使い方
- タオルドライで水気をよく取る
- ゴシゴシこすらず、ポンポンと水分を吸い取るように
- 根元から温風で7〜8割乾かす
- 髪から10〜15cm離し、左右にドライヤーを振りながら
- 髪をかき分けるようにして、内側までしっかり風を通す
- 最後は冷風で仕上げる
- 表面と毛先に冷風を当てて、キューティクルを閉じる
髪の仕上がりが変わるおすすめドライヤー
私が実際に使って、感動したのが「パナソニック ナノケア EH-NA0B」。
このドライヤーは「高浸透ナノイー」搭載で、髪の内側に水分を届けてくれるのが特徴。冷風と温風の切り替えも簡単で、毎日のケアが楽しくなります。
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まとめ
ドライヤーは、温風だけでなく冷風の使い方がカギ。
正しい距離と動かし方、そして冷風での仕上げによって、髪のツヤ・手触り・まとまりがぐっと向上します。毎日のルーティンだからこそ、ほんの少しの工夫で髪の印象が大きく変わりますよ。
ぜひ、明日から試してみてください。