メルカリ2017年12月のルール変更まとめ

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メルカリをご利用の皆様、2017年12月4日からメルカリでの取引ルールが変更されましたね。
どこが変わったのかわからない方もいるかと思いますので、簡単にまとめてみました。

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取引ルールの変更点は3点

①本人情報の登録義務化

今後はメルカリに初回出品する際には本人の情報(氏名・住所・生年月日)登録が必須となります。

また、登録された本人情報と売上金を振り込む際の銀行口座名が一致しない場合、売上金が引き出せなくなる。(※家族名義の銀行口座、婚姻等による改姓等の場合は別)

②振込申請期限の短縮

売上金の振込申請期限が変更されました。

  申請期限
従来 1年間
今後 90日間

※ルール変更前の売上金については振込申請期限については変わらず1年間。

振込申請期限までに売上金が利用されない場合、登録された銀行口座に自動的に振込まれます。

以前は1年間の振込申請期限を超えると売上金は没収されていましたので、没収がなくなったと考えるとそこだけは良くなったのかなと思います。

振込申請の注意点

これからは振込申請期限は90日間となり、非常に短くなります。
期限が短くなることで注意しないといけない点があります。それは以前と同様、10,000円以下の売上金の振込には手数料210円がかかってしまうということです。

今まではまとまった売上金を貯めるための期間が1年間もありましたが、今回の仕様変更では4分の一の期間しかありません。最悪のパターンとしては毎回売上金の期限切れで210円の手数料を何度も引かれてしまうということが想定されます。

10,000円を超える目処がたたない場合はまとめて申請し、手数料を1回に抑えましょう。

③売上金を用いた商品購入手順の変更

以前のように売上金を使用して直接商品購入ができなくなりました。今後は売上金を、商品を購入できるポイント(1ポイント=1円)と交換する手順に変更します。

従来 売上金を使って直接商品購入ができる
これから 売上金をポイントに変換し、商品購入にあてる。

売上金をポイントに変更する際の注意点

売上金を一度ポイント化すると、現金に戻すことができなくなります。
また、売上金のポイント化はPC版ではできない点にご注意ください。

取引ルール変更の目的

盗んだ商品をメルカリで売ろうとするケースが後を絶たないことから、本人確認を行うことで不正出品を防ぎ、警察や捜査機関との早期連携を図ることが狙いとのことです。

またポイント制に関しては、ポイント制を導入することでメルカリは資金移動業ではないということを金融庁へアピールすることが狙いです。メルカリ内に留めていた売上金を別商品の支払いにあてることができる仕組みはというのは資金移動業にあたる可能性があり、資金移動業には金融庁への登録、預かったお金の全額以上を法務局に供託しないといけない等のかなり厳しいルールがあるため、ユーザビリティを多少犠牲にしても経営戦略上何としても避ける必要があったのでしょう。

まとめ

今回の取引ルールの変更は振込期限の短縮、ポイント制の導入等、不便になったと言わざるを得ません。しかし便利なサービスであることは間違いありませんので、しっかりルールを把握したうえで上手にサービスを利用しましょう。

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