「チョコは筋トレにNG」と思っていませんか?
実は、ダークチョコレートは摂り方次第で、筋トレの回復やパフォーマンス向上に役立つ“意外な味方”になることがわかってきました。今回は、ジム週3ペースの筆者が、筋トレ民の視点からチョコレートの栄養価と活用法を徹底解説します!
ダークチョコの栄養価にびっくり!
カカオ70〜85%の高カカオチョコレート100gあたりの栄養成分はこちら:
- エネルギー:約600kcal
- たんぱく質:約7.8g
- 脂質:約42.6g
- 炭水化物:約46.3g(うち糖質約24g)
- マグネシウム:約230mg
- 鉄分・カリウムも豊富
意外にもたんぱく質が約8gも含まれているのは驚きです。もちろんプロテインの代わりにはなりませんが、栄養価の高さは再評価に値します。
筋トレ民が注目すべき3つの効果
1. 回復サポートに役立つマグネシウム
マグネシウムは筋肉の収縮・弛緩に関わるミネラルで、筋肉痛の緩和や睡眠の質向上に貢献する可能性があります。トレ後の回復を重視するトレーニーには嬉しい成分です。
2. フラボノイドが血流を促進!
ダークチョコにはカカオポリフェノール(特にフラボノイド)が豊富。
これが血管の内皮機能を改善し、一酸化窒素(NO)産生を促すため、筋肉への酸素や栄養供給がスムーズに。結果としてパフォーマンスアップや疲労軽減が期待されます。
3. 精神的ストレス軽減にも効果的
トレーニング継続においてモチベ維持やストレス管理は意外と重要。
チョコに含まれるテオブロミンや少量のカフェインが、リラックス効果や集中力アップに寄与する可能性もあります。
注意点:高カロリー・糖質過多に注意!
とはいえ、筋トレ民がチョコを摂るうえでの注意点も忘れてはいけません。
- 高カロリー(100gで約600kcal):減量中は特に注意
- 糖質・脂質が高い:ミルクチョコ・ホワイトチョコは避けるべき
- 夜の摂取はNG:テオブロミンによる睡眠妨害の可能性あり
「プロテイン飲んだからOK!」と半板食べてしまうと逆効果です…。
実践的なチョコ活用法(筋トレ民向け)
- トレ前にカカオ70%以上のチョコをひとかけ
- 集中力UP&血流促進狙い - トレ後のプロテインに少量のチョコを混ぜる
- リカバリー補助と心のご褒美に - 減量中の“チート的”メンタルケア
- 完全禁止よりも適量を決めて週1〜2回の楽しみにする
おすすめ商品:
まとめ:チョコは味方にもなり得る!
チョコ=太るというイメージだけではもったいない!
PFCバランスや摂取タイミングを意識すれば、ダークチョコは筋トレ民の味方になり得る食品です。
- カカオ70%以上の高カカオチョコを選ぶ
- 摂取はひとかけ程度に抑える
- トレ前後で目的に応じて使い分ける
“甘いもの我慢しすぎ”によるストレスも、筋トレにはマイナス。うまくチョコと付き合いながら、パフォーマンスもメンタルも高めていきましょう!