小学生でもわかる!麹(こうじ)って何?日本の食文化を支える発酵のちから

麹とは?

みんなは「麹(こうじ)」って聞いたことあるかな?
実は、毎日食べているお味噌汁やお醤油、ごはんのおともにかかせない「うま味」のヒミツが、麹にあるんだ。

この記事では、麹って何?どんな食べ物に使われているの?どんな働きをするの?という疑問に、小学生でもわかるようにやさしく解説するよ。

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麹ってなに?

麹は、お米や麦、大豆などに「麹菌(こうじきん)」という小さなカビを育ててできたものだよ。
見た目は白っぽくてふわふわ。ほんのり甘い香りもするんだ。

この麹菌は、日本で昔から使われている特別な菌で、お味噌やお醤油、日本酒を作るときに大活やくしているよ。

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麹のすごい3つの力

  1. 甘さを作る力
    • お米に含まれる「でんぷん」を、ブドウ糖という甘い成分に変えるんだ。
    • これが甘酒や日本酒の「やさしい甘さ」のもとになるよ。
  2. うま味を作る力
    • たんぱく質を分解して、アミノ酸に変えてくれるよ。
    • このアミノ酸が、お味噌やお醤油の「うま味」のヒミツなんだ。
  3. 悪い菌をよせつけない力
    • 麹菌がたくさん育つと、カビや腐る原因になる悪い菌が増えにくくなるんだ。
    • だから、お味噌やお醤油は長もちするんだよ。

麹はどんな食べ物に使われているの?

  1. お味噌
    • 大豆と麹をまぜて発酵(はっこう)させて作る、日本の伝統調味料。
  2. お醤油
    • 大豆と麦に麹を育てて、しぼって作るよ。
  3. 日本酒
    • お米に麹を加えて、甘さとうま味を出して作るお酒。
  4. 甘酒
    • 麹でお米を分解して、自然な甘みを引き出したノンアルコール飲料だよ。

麹がいると何がすごいの?

たとえば、お味噌汁の「うま味」やお醤油の「まろやかさ」は、麹の酵素(こうそ)が作り出しているんだ。

この酵素は、でんぷんをブドウ糖に、たんぱく質をアミノ酸に分解して、食べ物をおいしくしてくれるの。
しかも、悪い菌が入りにくくなるから、保存性もアップ!

「おいしくて長もち」、これが麹のすごさだよ。

家でも体験できるよ!おすすめ商品

「甘酒を家で作ってみたい!」という人は、こういう商品を使うと便利だよ。

ごはんとまぜて発酵させると、やさしい甘さの甘酒ができるよ。
お父さんやお母さんと一緒に作れば、食べ物のひみつを楽しく学べちゃう!

まとめ:麹は日本の“うま味”のもと!

  • 麹は、お米や麦に麹菌を育ててできた“発酵素材”
  • お味噌・お醤油・日本酒・甘酒など、日本の味を作るのに欠かせない存在
  • 甘さ、うま味、保存力という、3つのちからがすごい!

もしお味噌汁を飲んだとき、「あ、おいしいな」と思ったら、それは麹のおかげかもしれないね。
これからも、日本の食文化を支えている“見えない力”としての麹に注目してみよう!

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