「もっと良い音で音楽を楽しみたいけど、スピーカーを置くスペースがない…」
そんな悩みを抱える人にぴったりなのが、IK Multimedia iLoud Micro Monitor。コンパクトながら、まさに“スタジオクオリティ”とも言える音質を自宅で実現できます。
この記事では、実際にTASCAM VL-S3BTから買い替えた筆者が、iLoud Micro Monitorの音質・サイズ感・使い勝手について、徹底レビューします。加えて、オーディオインターフェースとの組み合わせによる音質の違いや、購入前に気になるポイントも解説していきます。
結論:サイズを超えた音質で“買い”。Bluetooth対応も地味に嬉しい
iLoud Micro Monitorは、デスクが狭くても高音質を求めたい人にとって、極めて完成度の高い選択肢です。
・3インチウーファー×3/4インチツイーターの構成ながら、56Hz〜20kHzの広帯域をカバー
・Bluetooth(apt-X対応)でワイヤレス再生も高音質
・価格は5万円前後(2台1セット)で、このサイズ・音質では破格
設置面積を気にせず、プロっぽい音に近づけたいなら、選んで後悔はないでしょう。
iLoud Micro Monitorの特徴と音質の魅力
1. コンパクトでも「低音が鳴る」パワー
手のひらサイズのウーファーから出る音とは思えない迫力。特にEDMや映画の重低音が気持ちよく響き、デスクトップスピーカーとは思えない“空気の震え”を感じます。
これは背面のバスレフ構造やDSPチューニングによるもので、単なる小型スピーカーとは一線を画しています。
2. Bluetooth対応でも妥協なし
apt-Xコーデックに対応しているので、Bluetooth再生でも有線並みに高音質。スマホやタブレットからの再生でも、遅延や音質劣化をほとんど感じません。
テレビやPCとの接続で、日常使いにも活躍します。
3. ミニマルで洗練されたデザイン
カラーは白と黒の2色展開。特に白モデルは、どんなインテリアにも馴染むシンプルで清潔感のあるルックス。価格がなぜか黒より安いのも嬉しいポイント。
おすすめの組み合わせ:Focusrite Scarlett Soloで“宅録”にも対応
単体でも十分な性能を持つiLoud Micro Monitorですが、オーディオインターフェースを導入すれば別次元の音質に。
✅ Focusrite Scarlett Soloとの相性が抜群
・24bit/192kHz対応の高解像度音源に対応
・高品質なマイクプリで、DTMや配信にも◎
・USBバスパワー駆動でコンパクト、デスクスペースにも優しい
音源制作やレコーディング環境の第一歩として、この組み合わせは非常にコスパが高いです。
他のスピーカーと比べてどう?
筆者は以前、TASCAM VL-S3BTを使用していました。
TASCAM VL-S3BT|スピーカー初心者におすすめのコスパ最高のスピーカー
こちらもBluetooth対応でコスパの良いモデルですが、iLoud Micro Monitorに買い替えた理由は「音の定位・分離感・低音の迫力がまるで違う」と実感したからです。
使用時の注意点と補足
雷対策は万全に
高性能な機材を使用するなら、落雷によるサージ対策も忘れずに。雷シーズンには、以下の記事も参考になります。
雷が鳴ったら家電はどうする?パソコンやスマホの正しい扱い方と守り方を徹底解説
音楽をもっと深く楽しむために
iLoud Micro Monitorは、音楽鑑賞の世界を一段階引き上げてくれる存在です。
音楽が「BGM」から「体験」へと変わる感覚、ぜひ体験してみてください。
睡眠やリラックスとの相性もよく、生活の質も自然と高まります。
音楽は睡眠にどんな影響がある?リラックス効果と科学的根拠をわかりやすく解説
まとめ
IK Multimedia iLoud Micro Monitorは、「小さくても音には妥協したくない」人に最適なスピーカーです。
- 圧巻の重低音と明瞭な中高音
- Bluetoothでも高音質
- Focusrite Scarlett Soloとの相性も抜群
- コンパクト設計で省スペースでも設置OK
価格と性能のバランスも良好で、音楽鑑賞・DTM・動画視聴のすべてで満足できる逸品です。