熱中症とは?
熱中症は、高温多湿な環境下で体温調節機能が働かなくなり、体内に熱がこもることで発症する障害です。重症化すると命に関わる危険性もあるため、予防と早期対処が大切です。
熱中症の症状と段階
- I度(軽症):めまい、立ちくらみ、筋肉痛、大量の発汗
- II度(中等症):頭痛、吐き気、倦怠感、虚脱感
- III度(重症):意識障害、けいれん、高体温(40℃以上)
熱中症の致死率
重症の熱中症(III度)では、適切な処置が遅れると20〜30%の致死率になると言われています。
熱中症の危険性が高まる気温の目安
気温が31℃以上になると、熱中症のリスクが高まります。特に、気温が35℃以上になると危険度が更に上昇します。
熱中症予防のポイント
- こまめな水分補給
- 適度な塩分摂取
- 通気性の良い衣服の着用
- 直射日光を避ける
- エアコンや扇風機で室内を涼しく保つ
- 体調管理(睡眠不足や体調不良時は要注意)
熱中症かな?と思ったら
- 涼しい場所へ避難し、体を冷やす
- 水分と塩分の補給
- 症状が改善しない場合は医療機関へ
まとめ
熱中症は予防が大切ですが、もし発症してしまったら、早期の対処が重要です。夏場の活動では、こまめな水分補給と適切な体温管理を心がけ、体調の変化に注意しましょう。