過労死ラインは何時間から?過労死があるのは日本だけ?

何時間で過労死?

こんにちは。私は20代の頃、IT企業で働いていた経験があります。当時は「残業は当たり前」という雰囲気で、毎日のように夜遅くまで働いていました。今回は、その経験も踏まえながら、過労死について考えてみたいと思います。

過労死ラインとは?

過労死ラインという言葉、皆さんご存知でしょうか?私が働いていた頃は、この言葉すら知りませんでした。

過労死ラインとは、過労死のリスクが高まる労働時間の目安です。厚生労働省の研究によると、1カ月の時間外労働が約80時間以上になると、過労死のリスクが高まるとされています。

私の場合、月の残業時間が100時間を超えることもありました。今思えば、ギリギリのところで踏みとどまっていたのかもしれません。

また、連続した長時間労働も危険です。1カ月の残業時間が45時間を超える状態が、2~6カ月以上続くと、過労死のリスクが特に高くなるそうです。

ただし、これらの数値はあくまで目安です。個人差も大きいので、油断は禁物です。私の同僚には、50時間程度の残業でも体調を崩す人もいました。

日本だけの問題?世界の過労死事情

過労死は日本特有の問題だと思っていましたが、実はそうではありませんでした。

韓国では「過労社会」と呼ばれるほど長時間労働が蔓延しているそうです。私の韓国人の友人も、日本以上に厳しい労働環境だと話していました。

中国の「996」文化も驚きました。週6日、朝9時から夜9時まで働くなんて、想像を絶する過酷さです。

一方で、欧米諸国の働き方には憧れます。特にフランスの「つながらない権利」は素晴らしいですね。日本でも導入されないかなと思います。

日本の過労死対策と課題

日本も少しずつ変わろうとしています。2014年に過労死等防止対策推進法が成立し、2019年には働き方改革関連法が施行されました。

ただ、法律ができても、すぐには変わりません。私が働いていた頃の「残業は当たり前」という意識は、まだまだ根強く残っているように感じます。

最近の若い人たちは、ワークライフバランスを重視する傾向があると聞きます。これは良い変化だと思います。私たちの世代が経験した過酷な労働環境を、次の世代に引き継がせたくありません。

まとめ

過労死は他人事ではありません。私自身、過労死ラインすれすれの働き方をしていた時期がありました。今思えば恐ろしいことです。

健康的に、そして幸せに働くことができる社会を実現するためには、企業の努力だけでなく、私たち一人ひとりの意識改革も必要です。

皆さんも、自分の働き方を見直してみてはいかがでしょうか?

最後に、過労死について深く知りたい方には、この本をおすすめします。


この本を読んで、改めて「命の大切さ」について考えさせられました。

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