食器についた洗剤は何回すすげば安心?少し残っても人体に害はある?

皿洗い

「お皿を洗ったあと、すすぎってどのくらい必要なんだろう?」

日常的にやっていることなのに、ふと気になる瞬間ってありますよね。実は私も先日、夕食後に食器を洗っていたときに「これって1回サッと流すだけで本当に大丈夫?」と疑問に思い、調べてみました。

結論から言うと、食器用洗剤はしっかり泡がなくなるまで1〜2回すすげば十分とされています。少量の残留があっても、通常の使用量であれば健康への影響はほぼないと考えられています。ただし、すすぎ不足が習慣になると口の中に洗剤成分が入り続けることになり、胃腸の刺激やアレルギーの原因になることも否定できません。

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洗剤は何回すすげば落ちるの?

食器用洗剤のパッケージを見ると、「流水で5秒以上すすぐ」と書かれているものが多いです。これは科学的に根拠のある目安で、通常の水道水の水圧で1〜2回、しっかり水をかければ洗剤の大部分は落ちることが確認されています。

実際に私も水をためたボウルに皿を入れてすすぐのと、蛇口からの流水でさっと流すのとを比べてみましたが、流水のほうが早く泡が消えました。洗剤は水に溶けやすい性質を持っているので、泡が見えなくなる時点でほとんど残っていません。

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もし洗剤が少し残っていたらどうなる?

気になるのは「ちょっと残っていたら体に悪いの?」という点ですよね。

厚生労働省の資料によると、日本で販売されている台所用洗剤はすべて**「食品に触れる器具・容器に使っても安全」と認められた基準**に沿って作られています。つまり、多少残ってもすぐに健康被害が出るようなものではありません。

ただし、以下のような状況は注意が必要です。

  • すすぎをほとんどしないまま食器を使う習慣がある
  • 洗剤の原液をそのまま使うような極端な使い方をしている
  • 小さな子どもやアレルギー体質の人がいる家庭

こうした場合、胃腸の不快感や口の中の違和感が出ることもあるので、やはりきちんとすすぐのが安心です。

実際の目安:安心できるすすぎ方

私自身が試してみて「これなら安心だな」と思った方法をまとめると…

  • コップやお皿は 流水で5秒以上すすぐ
  • 油汚れの多い皿は泡が残りやすいので もう1回余分にすすぐ
  • スポンジに洗剤をつけすぎず、少量で泡立てるのがコツ

つまり「泡がなくなるまで流す → 追加で数秒流す」くらいで十分です。

まとめ

食器用洗剤は1〜2回のすすぎでほとんど落ち、多少残っても健康への影響は基本的にありません。ただし習慣的にすすぎを怠るのはNG。安心して食器を使うためにも、流水で5秒以上を目安にするとよいでしょう。

食器洗いって毎日のことだからこそ、「ちょっとした工夫」が安心につながります。あなたの家でも、今日の洗い物からすすぎ方を意識してみてはいかがでしょうか。

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