飛行機の外の気温は何度?もし外に出たらどうなる?驚きの真実を大公開!

飛行機の外

こんにちは!飛行機に乗ったことがある方なら、一度は「飛行機の外って、どれくらい寒いんだろう?」と気になったことがあるのではないでしょうか。今回は、飛行機の外の気温と、もし機内から外に出てしまったらどうなるのかについて、詳しく解説していきたいと思います。

飛行機の外の気温は?

飛行機が巡航高度(通常約10,000m)を飛行しているとき、機外の気温は非常に低くなります。国際標準大気(ISA)によると、高度が上がるにつれて気温は約6.5℃/1,000mの割合で下がっていきます。

つまり、10,000mの高度では、地上より約65℃低い、氷点下53℃前後になるのです!私が乗った飛行機の機内モニターでも、外気温が氷点下50℃を下回っていたことがあります。想像するだけでも、ゾッとしますよね。

もし機外に出てしまったら?

万が一、飛行中に機外に出てしまったら、どうなるでしょうか?実際に、こんな悲しい事故が過去にいくつか報告されています。

まず、極端な低温と気圧の低下により、意識を失ってしまうでしょう。そして、急速に体温が奪われ、凍死してしまう可能性が高いです。さらに、酸素不足により、脳に重大なダメージを受けることになります。

2019年、ロンドンの空港で飛行機の着陸装置から男性の遺体が発見された事故がありました。この男性は、機外の過酷な環境に耐えられず、命を落としてしまったのです(参考:BBC News “Kenya flight ‘stowaway’ body found in Clapham garden”)。このような悲劇を防ぐためにも、飛行中は決して機外に出てはいけません。

機内と機外の気圧差について

飛行機が高高度を飛ぶとき、機内は与圧されています。これにより、機内は地上とほぼ同じ気圧に保たれ、乗客は快適に過ごすことができるのです。

一方、機外は非常に気圧が低くなります。10,000mの高度では、地上の約1/3の気圧しかありません。この急激な気圧の変化が、人体に大きな影響を与えるのです。

まとめ

飛行機の外は、想像以上に過酷な環境であることがわかりました。氷点下50℃以下の極低温、酸素不足、そして低気圧。もし機外に出てしまったら、生存は難しいでしょう。

飛行機に乗るときは、窓から外を眺めて、機外の環境の厳しさを実感してみてください。そして、機内にいられる安心感と、航空技術の素晴らしさに感謝しながら、フライトを楽しんでくださいね。

タイトルとURLをコピーしました