みなさんは、「補導」という言葉を聞いたことがありますか？ニュースや学校の先生から聞いたことがあるかもしれません。でも、補導って何なのでしょう？逮捕とはどう違うのでしょうか？今日は、小学生のみなさんにもわかりやすく、補導について説明します。
補導とは？
補導とは、警察官や学校の先生が、危険な行動をしている子どもを見つけて、安全な場所に連れて行くことです。例えば、夜遅くに一人で歩いていたり、友達と喧嘩をしていたりする子どもを見つけたら、警察官や先生が声をかけて、家や学校に連れて行きます。
補導は、子どもを守るために行われます。危険な場所にいたり、良くない行動をしたりしている子どもを見つけて、安全な場所に連れて行くことで、事故や犯罪に巻き込まれないようにするのです。
補導と逮捕の違い
補導と逮捕は、どちらも警察官が行うことですが、大きな違いがあります。
逮捕
逮捕は、犯罪を行った人を捕まえることです。警察官は、犯罪の証拠があると思われる人を見つけたら、その人を警察署に連れて行き、取り調べを行います。逮捕された人は、裁判にかけられ、有罪だと判断されれば、刑務所に入ることになります。
補導
一方、補導は、犯罪を行ったわけではない子どもを対象に行われます。補導された子どもは、警察署や学校に連れて行かれますが、取り調べを受けたり、刑務所に入ったりすることはありません。その代わり、警察官や先生から、危険な行動をしないように注意を受けたり、家族と一緒に話し合いをしたりします。
補導された時の対応
もし補導されてしまったら、どのように対応すれば良いのでしょうか？以下のようなことに気をつけましょう。
- 警察官や先生の話をしっかり聞く
- 素直に反省する気持ちを伝える
- 危険な行動をしていたことを正直に話す
- 家族と一緒に、今後の行動について話し合う
補導は、子どもを叱るためではなく、守るために行われていることを忘れないでください。
まとめ
補導は、子どもを危険から守るために行われる活動です。逮捕とは違い、犯罪を行ったわけではない子どもが対象になります。補導された時は、警察官や先生の話をしっかり聞いて、反省する気持ちを伝えることが大切です。
みなさんも、夜遅くに一人で出歩いたり、危険な行動をしたりしないように気をつけてください。そして、困ったことがあったら、家族や先生、警察官に相談しましょう。みんなで協力して、安全で楽しい生活を送りましょう。
