「大阪の人って、たこ焼きをおかずにご飯を食べるって本当?」——こんな素朴な疑問、あなたも一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。関東では「えっ、それアリなの?」と驚かれる食べ方ですが、関西では意外と日常的な風景だったりもします。
今回は、実際に関西出身の人たちに聞いたリアルな声をもとに、「たこ焼きはおかずになるのか?」というテーマを深掘りしていきます。
結論:たこ焼きでご飯を食べる人は「一部には存在する」が、主流ではない
「いることはいるけど、かなり少数派やと思うで」——これが取材を通じてもっとも多かった答えです。
関西ではたこ焼きは「おやつ」「軽食」「おつまみ」としての位置づけが強く、白ごはんと一緒に食べる人は決して多くありません。ただし、家庭によっては晩ごはんとして食卓にたこ焼きが並び、白ごはんと一緒に食べる文化も確かに存在しています。
たこ焼きはおかず?それともおやつ?関西人のリアルな声
関口さん(大阪府出身)

たこ焼きは完全におやつとか、ツマミやな。小腹が空いたときにちょうどええし、ビールにもめっちゃ合って最高やし。おかずって感覚はあんまりないで。
岡戸さん(京都府出身)

うちでは週末に家でたこ焼きパーティーしてたけど、それはあくまで『メイン』やったな。白ごはんと一緒に食べた記憶は…ないわ
このように、「おかず」としてのたこ焼きはかなり特殊な位置づけのようです。
「たこ焼き+ご飯」派はどんな人?
とはいえ、「全くいないわけではない」のも事実。特に中高生のころに「たこ焼き定食」が学食や食堂で提供されていた経験がある人は、「むしろ懐かしい」「普通に食べてた」と話すこともあります。
- 白ごはんに合うポイント
- ソースの濃さと甘辛さ
- 具のたこや天かすのコク
- 紅ショウガや青のりのアクセント
「ソース味の料理なら何でもご飯に合う」派の人にとっては、たこ焼き定食もアリな選択肢のようです。
「炭水化物+炭水化物」の文化背景
実は、大阪では「焼きそば定食(=焼きそば+白ごはん)」や「お好み焼き定食」など、粉もん+ご飯の組み合わせは一般的です。この文化の延長線上に、たこ焼き+ご飯も存在していると考えると、決して奇抜な組み合わせとは言いきれません。
この点については「大阪人はお好み焼きをおかずに米を食べるのか?」という関連記事で詳しく紹介しています。
👉 大阪人はお好み焼きをおかずに米を食べるのか?関西人に聞いてみた!
本場のたこ焼き文化をもっと楽しむには?
たこ焼きは今や家庭でも気軽に楽しめる定番料理。最近では、自宅で本格的なたこ焼きが焼けるプレートも人気です。外はカリッと、中はトロっとした大阪の味を再現してみては?
まとめ
たこ焼きをおかずにご飯を食べる大阪人はいるにはいますが、ごく少数派。関西ではたこ焼きはおやつや軽食、あるいは晩酌のお供として楽しまれることが多いようです。ただし「粉もん+白ごはん」文化が根強くあることから、食べ方の幅も人それぞれ。
大阪を訪れたら、ぜひ本場のたこ焼きをいろいろなスタイルで味わってみてくださいね!