黒潮の恩恵を受け、全国的にも温暖な気候を誇る宮崎県。太平洋に面した美しい海岸線には、年間を通して多くのサーファーや観光客が訪れます。この記事では、そんな宮崎の海の月別水温と季節ごとの体感、海水浴やマリンスポーツに適した時期について、信頼性のあるデータと共に詳しく紹介します。
宮崎の海水温(年間平均)
以下は、気象庁の過去観測データをもとに算出した宮崎の海の平均水温です。
月 | 平均水温 |
---|---|
1月 | 19℃ |
2月 | 18℃ |
3月 | 19℃ |
4月 | 20℃ |
5月 | 22℃ |
6月 | 25℃ |
7月 | 28℃ |
8月 | 29℃ |
9月 | 28℃ |
10月 | 25℃ |
11月 | 23℃ |
12月 | 20℃ |
※本データは気象庁の海面水温統計を参考に編集しています。リアルタイム水温は以下をご確認ください:
気象庁 | 海面水温に関する診断表、データ 日別海面水温
季節別の水温と体感
春(3月〜5月)
春は水温が少しずつ上がり始める季節。19〜22℃程度の水温では、長時間の海水浴には少し冷たく感じるものの、ウェットスーツがあればサーフィンやSUPも快適です。5月には22℃に達し、晴天が続けば日中の水遊びも十分に楽しめるようになります。
夏(6月〜8月)
宮崎の海が最も賑わう季節。6月で25℃、7〜8月には28〜29℃と国内トップクラスの高水温になります。ウェットスーツ不要で、体を冷やすことなく長時間海に浸かっていられる快適さが魅力。日焼け止めと水分補給は忘れずに。
秋(9月〜11月)
9月は水温が28℃前後と高水準を維持。10月でも25℃程度あり、夏に近い感覚で楽しめます。11月は23℃まで下がりますが、天候によってはマリンアクティビティも可能。混雑が少なくなり、落ち着いた時間を過ごせます。
冬(12月〜2月)
全国的に海水温が低くなる中でも、宮崎の冬の水温は18〜20℃。海水浴には不向きですが、ウェットスーツを使えばサーフィンや潜水などが楽しめる温度帯です。初心者よりも中〜上級者向けの季節です。
宮崎のおすすめ海水浴場
宮崎県にはロケーションも水質も優れた人気の海水浴場が豊富です。
- 青島海水浴場(宮崎市)
- 木崎浜海水浴場(日南市)
- サンメッセ日南(海水浴可)
- 大堂津海水浴場(日向市)
- 伊豆田海水浴場(延岡市)
いずれも、透明度が高く、初心者からファミリー、サーファーまで幅広く楽しめるスポットです。
まとめ
宮崎の海は、1年を通して比較的高い水温を維持しており、海水浴やマリンスポーツに適した期間が長いのが特徴です。特に夏は最高のコンディションで海遊びを満喫でき、春や秋も気温と水温のバランスが良く、快適な海体験が可能です。
安全で快適な海遊びのためには、気温・水温・天候の3つをチェックし、無理のない範囲で楽しむことが大切です。
もし、他の地域の海水温と比較してみたい、全国的な傾向を知りたいという方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。