「目の奥がズーンと痛い…これって疲れ?それとも頭痛?」
そんな経験、ありませんか?
この記事では、目の奥に痛みを感じるときの主な原因と見分け方、対処法、予防のコツまで、
自分の体験を交えながら、わかりやすくお伝えします。
実体験:目の奥の痛みに悩まされたとき
私自身、以前に長時間パソコン作業をしていたとき、
ふと「なんだか目の奥が重たい…」と感じ、ズキズキする痛みに悩まされました。
眼科を受診したところ、診断は「眼精疲労」。
対処法を実践することで、かなり楽になった経験があります。
目の奥の痛みの主な原因はこの4つ
1. 緊張型頭痛
- ストレスや肩こりが引き金
- 頭全体が締めつけられるような痛み
- 目の奥にも「圧迫感」や「重だるさ」を感じることがある
2. 片頭痛(偏頭痛)
- 片側にズキズキした強い痛みが出る
- 目の奥の痛み+光や音に過敏+吐き気がセットになることも
- 痛みが強いと寝込んでしまう人も
3. 眼精疲労(がんせいひろう)
- 長時間のPCやスマホ、読書などによる目の使いすぎ
- 「疲れ目」とは異なり、休んでも痛みが取れにくい
- 肩こり・頭痛・集中力低下を伴う場合も
4. ドライアイ
- 目が乾くと、目の奥に鈍い痛みや違和感が生じることがある
- 涙の量や質が低下し、目の表面が刺激を受けやすくなる
目の奥が痛むときの対処法
1. まずは安静に。目を閉じて休む
- 部屋を暗くして、5~10分ほど目を閉じる
- 無理に画面や文字を見続けないことが大切です
2. 温める or 冷やす
- 眼精疲労・緊張型頭痛には「温める」のがおすすめ(血行促進)
- 片頭痛には「冷やす」方が効果的(血管の拡張を抑える)
3. 目の周りをやさしくマッサージ
- こめかみや眉頭、まぶたの周囲を軽く押すと、血流が改善
- やりすぎは逆効果なので「心地よい強さ」で
4. 市販の目薬やアイマスクを活用
- ドライアイ対策には人工涙液やヒアルロン酸配合目薬
- 眼精疲労にはホットアイマスクやスチームタイプの温熱ケアも◎
目の奥の痛みを予防する生活習慣
✦ 20-20-20ルールを意識する
20分ごとに20秒間、20フィート(約6m)先を見る
長時間の作業でも、こまめな目のリセットを。
✦ ブルーライトカットメガネを使う
- パソコン作業時の目の負担を軽減
- 睡眠の質の改善にもつながる場合も
✦ 良質な睡眠・栄養・リラックス
- 睡眠不足は目の修復を妨げる大敵
- ビタミンB群・アントシアニン・ルテインなど目に良い栄養素を意識
- ストレスを溜めない生活リズムを大切に
私は現在、1時間ごとに画面を離れる習慣をつけています。
また、軽いヨガやストレッチで肩まわりをゆるめるだけでも、かなり目の調子が変わりますよ。
病院に行くべき目の奥の痛みとは?
以下のような症状がある場合は、早めに専門医を受診しましょう。
- 痛みが何日も続く
- 視力の低下・ものが二重に見える
- 目が赤く腫れている
- 頭痛が強く、吐き気やめまいを伴う
- 片側だけに強い痛み
🩺 受診先の目安:
- 眼科 → 眼精疲労、ドライアイ、視力異常
- 脳神経外科 → 片頭痛や神経性頭痛の疑いがあるとき
まとめ:目の奥の痛みは「目だけの問題」と限らない
- 目の奥の痛みは、目そのものだけでなく頭痛・自律神経・全身の状態と関係していることも
- 早めに休む、温める、目を休ませることで軽減できるケースが多い
- 生活習慣を整え、予防につなげることも大切
つらいときは無理せず、専門家の力を借りることが、結果的に早い回復への近道になります。