「高速の上りと下り、どっちがどっちか分からなくなる…」
そう感じたこと、一度はありませんか?
実際、多くの人が「上りは北?東京方面?」「地図で上が上り?」と迷いがち。でも大丈夫。このページでは、高速道路の「上り」「下り」の意味や由来、覚え方のコツまで、分かりやすく解説します。
「実際どう走るか」がイメージできるようになるので、ドライブ前にぜひチェックしてみてください!
結論:高速道路の「上り=都市部に向かう」「下り=都市部から離れる」
まず最も大切なポイントはこれです。
- 上り:都市部(東京、大阪、名古屋など)に向かう方向
- 下り:都市部から地方に向かう方向
地図で見て「上が上り」「下が下り」ではなく、「どこに向かうか」で決まります。
例えば、東名高速道路では東京方面が上り、名古屋方面が下りです。逆に関西では大阪方面が上り、姫路や岡山方面が下りとなります。
なぜ「上り・下り」と呼ぶのか?歴史的な背景
この表現は、実は江戸時代の交通文化にルーツがあります。
当時、日本の中心は「江戸(今の東京)」でした。
- 地方から江戸へ向かうことを「上る(のぼる)」
- 江戸から地方へ向かうことを「下る(くだる)」
五街道なども江戸を起点に「上り・下り」が定義されており、この感覚が鉄道や道路交通にも受け継がれてきたのです。
覚え方のコツ:「東京=山の頂上」と考える!
どうしても混乱する人には、次のようなイメージがおすすめ。
- 主要都市(東京・大阪・名古屋など)を“山の頂上”とイメージする
- そこに向かう=上る、そこから離れる=下る
これなら地図の上下に惑わされず、「目的地ベース」で覚えられます。
例外に注意!すべての道がこのルールではない
ただし、すべての道路が「都市部=上り」となっているわけではありません。以下のようなケースは例外です。
- 環状道路(首都高、阪神高速など)
- 上り・下りの区別がない、または独自の定義がある
- 地方の短距離高速道路
- 一方向しか接続がない、上下線を区別しないケースあり
- 地理的要因で逆転する場合
- 実際の方角と逆になることも(東北道など)
高速道路の看板やナビに表示される「上り・下り」は、基本的には交通管理上の呼び方。なので、無理に暗記するよりも、「どこに向かっているか」を意識する方が正確です。
関連知識:安全運転のための基礎ルールも押さえよう
上り・下りの区別と一緒に、安全運転に関するルールや知識も知っておくとより安心です。
特に初心者や若いドライバーには次の記事が役立ちます:
日常運転に関する正しい知識があるだけで、事故のリスクは大きく下がります。
高速道路での安全運転に役立つアイテム:おすすめドライブレコーダー
事故の証拠を記録するだけでなく、安全運転の意識向上にもつながるのがドライブレコーダー。
このモデルは前後2カメラ・高画質・駐車監視対応で、夜間でもナンバープレートを鮮明に記録できます。口コミでも「安心感が増した」「取り付けが簡単」と高評価。
高速道路のようなスピードが出る場面では、万が一に備える意味でも心強い存在です。
まとめ:方向感覚に自信がない人ほど「目的地ベース」で覚えよう!
- 「上り」=都市部へ
- 「下り」=都市部から地方へ
- 地図の上下ではなく、目的地で判断する
- 首都高などの例外もあるので案内表示に注意
- 安全運転知識とアイテムも合わせて準備しよう
高速道路の「上り下り」は難しそうに見えて、実はとても合理的。自信をもってドライブできるよう、正しい知識を身につけておきましょう!