曜日の概念はいつから?日本に伝わったのはいつ?起源と歴史を解説

曜日のイメージ

私たちの生活に欠かせない「曜日」。でも、ふと疑問に思ったことはありませんか?曜日の概念はいつから存在するのでしょうか。どこで生まれ、誰が考え出したのでしょう。今回は、曜日の起源と歴史について、深掘りしていきたいと思います。

曜日の起源は紀元前7世紀の古代バビロニア

曜日の概念は、なんと紀元前7世紀頃の古代バビロニア(現在のイラク南部)にさかのぼります。当時のバビロニアでは、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星の7つの天体を神々と関連付けていました。そして、これらの天体が支配する日を「曜日」として定めたのです。

現代の曜日の名前は、紀元前1世紀頃のローマ時代に誕生

しかし、現在使われている曜日の名前は、紀元前1世紀頃のローマ時代に誕生しました。ローマ人たちは、バビロニアの7曜日の概念を取り入れ、独自の神々を当てはめました。例えば、日曜日は太陽神、月曜日は月の女神、火曜日は戦神マルスに由来しています。

日本に伝わったのは6世紀の飛鳥時代頃

日本に曜日の概念が伝わったのは、6世紀の飛鳥時代(538年頃 – 710年)と言われています。当時、中国や朝鮮半島との交流が盛んになり、仏教とともに七曜の思想が伝来しました。ただし、当初は曜日の順序が現在とは異なっていたようです。

面白い雑学:英語の曜日名は北欧神話が由来

ちなみに、英語の曜日名は、ローマ神話だけでなく、北欧神話の影響も受けています。例えば、木曜日の「Thursday」は、北欧神話の雷神トールに由来。金曜日の「Friday」は、北欧神話の女神フレイヤに由来しているのです。

まとめ:曜日の概念は古代から存在

曜日の概念は、紀元前7世紀の古代バビロニアで生まれ、紀元前1世紀頃のローマ時代を経て、世界中に広がっていきました。日本には6世紀の飛鳥時代頃に伝来し、現在の生活リズムの基礎となっています。

次に曜日について話すときは、ぜひその奥深い歴史に思いを馳せてみてください。きっと、新しい発見があるはずです。

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