毎年5月15日は「ヨーグルトの日」。
でも「そんな日があるなんて知らなかった!」「何をする日なの?」と思う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、
- ヨーグルトの日とは何か?
- なぜ5月15日なのか?
- 誰が決めたのか?
- 何をする日なのか?
- 世界共通の記念日なのか?
といった疑問をわかりやすく解説していきます。
ヨーグルトの日とは?
「ヨーグルトの日」は、ヨーグルトの健康価値や歴史を広めるための日として、日本で制定された記念日です。
毎年5月15日に設定されており、一般社団法人日本ヨーグルト協会(旧:日本乳業協会)によって1993年に制定されました。
なぜ5月15日なの?
ヨーグルトの日が5月15日なのは、「ヨーグルトの父」と呼ばれるロシアの生物学者イリヤ・メチニコフ博士の誕生日(1845年5月15日)にちなんでいます。
メチニコフ博士は、ブルガリアの長寿村に住む人々がヨーグルトをよく食べていたことに着目し、
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境を整え、健康や長寿に良い影響を与えると提唱しました。
この功績により、メチニコフ博士は1908年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
誰が決めたの?
この記念日は、日本ヨーグルト協会がヨーグルトの魅力と栄養価をもっと広めることを目的に制定したものです。
健康志向の高まりとともに、乳酸菌や腸内環境の話題が注目されるようになった1990年代以降、
ヨーグルトの消費促進と健康啓発を兼ねた記念日として広く知られるようになりました。
何をする日なの?
特別な儀式や行事があるわけではありませんが、次のような過ごし方が推奨されています:
- ヨーグルトを食べて、腸内環境を整える
- 自分に合ったヨーグルトを見つけてみる(プレーン、ギリシャ、植物性など)
- 乳酸菌や善玉菌について学ぶ
- 家族や友人にヨーグルトの健康効果をシェアする
この日をきっかけに、ヨーグルトを生活に取り入れてみるのもいいかもしれません。
ヨーグルトの日は世界共通なの?
ヨーグルトの日(5月15日)は、日本独自の記念日です。
国連や国際機関が定めた国際デーではなく、現在のところ世界共通の記念日にはなっていません。
ただし、世界には国や地域ごとにヨーグルトにまつわるイベントやフェスティバルが開催されることもあり、
健康食品としてのヨーグルトの重要性は世界共通の関心ごととなっています。
実は「ヨーグルト記念日」もある?
日本には「ヨーグルトの日」のほかに、もうひとつヨーグルトにちなんだ日があります。
- 7月11日「R-1乳酸菌の日」(R-1乳酸菌の記念日)
- 4月10日「ヨーグルトの日」(一部のメーカーがキャンペーンとして設定)
これらは企業や業界団体ごとに制定されたもので、地域や店舗でイベントや割引が実施されることもあります。
まとめ
ヨーグルトの日(5月15日)は、ヨーグルトの健康効果やその歴史的意義に注目する日として、1993年に日本で制定されました。
- 由来は「ヨーグルトの父」メチニコフ博士の誕生日
- 日本ヨーグルト協会が制定した、日本独自の記念日
- 世界共通の国際デーではないが、ヨーグルトの重要性は国際的にも認識されている
- この日はヨーグルトを食べて、自分の体と向き合ってみるのが◎
健康と長寿の源として世界中で愛されているヨーグルト。
今日5月15日をきっかけに、ヨーグルト習慣を取り入れてみませんか?