5月10日は「メイドの日」だと聞いて、「え?なぜ?」「何をする日なの?」と驚いた方も多いのでは?
しかも、カレンダーに載っているような公式な祝日でもないのに、なぜかSNSでは話題になる…そんなちょっと謎めいた記念日です。
今回は、5月10日がなぜ「メイドの日」なのか、その由来や誰が決めたのか、何をする日なのか、海外にもあるのかまで、わかりやすく解説します。
メイドの日とは?
「メイドの日」は、メイド文化やメイド喫茶への関心を高め、感謝を伝える日とされています。
特に秋葉原やオタク文化に親しんでいる人たちの間では、ちょっとした“推し文化”の日として親しまれています。
ただし、法律で定められた記念日ではなく、民間レベルの非公式な記念日です。
なぜ5月10日なの?
これは単純に語呂合わせからきています。
- 5(メイ) →「メイ(maid)」の音
- 10(ド) →「ド(do)」の音
つまり、「メイ+ド」でメイドになるというわけです。
こうした語呂遊びは日本ならではで、「良い夫婦の日(11月22日)」や「いい風呂の日(11月26日)」などと同じパターンです。
誰が考えたの?いつからあるの?
この記念日は、秋葉原を中心に活動するメイド喫茶関係者やファン有志によって広まったとされています。
正確な制定年は明らかではありませんが、2000年代前半〜中盤頃にはネット上で言及されており、2009年頃にはイベントなども行われていました。
一部のメイドカフェや店舗では、当日にちなんだ限定イベントや特別サービスなども行われます。
メイドの日には何をするの?
「これをしなければならない」という決まりはありませんが、以下のような楽しみ方が一般的です。
- メイド喫茶に行く
- 特別メニューや記念撮影、限定イベントなどが用意されていることも。
- メイド服を着て楽しむ(または見る)
- コスプレイベントに参加したり、SNSで推しメイドさんに感謝を伝える人も。
- 創作活動・イラスト投稿
- pixivやX(旧Twitter)では、メイドイラストやファンアートが多数投稿されます。
- 推しメイドさんへのプレゼントや応援
- メイド喫茶の“推し文化”とも相性がよく、ギフトや応援メッセージが飛び交います。
海外にも「メイドの日」はある?
結論から言うと、5月10日を“メイドの日”として祝っているのは日本だけです。
海外には「家政婦の日(National Housekeeper’s Day)」というものがありますが、これは9月17日頃(アメリカ)であり、主に職業としてのハウスキーパーへの感謝を示す日です。
一方、日本の「メイドの日」は“秋葉原カルチャー”の一部としての“萌え系メイド”が主役。
よって、文化的にも日付的にも、完全に日本独自の記念日といえます。
「メイドの日」は何を意味している?
この記念日は、単なる語呂遊びだけでなく、「メイド文化への敬意」や「感謝」「楽しむためのきっかけ」といった意味も含まれています。
オタク文化やサブカルチャーが広がる中で、「応援したい気持ち」や「可愛いを楽しむ日」としての意味合いが強まっているのです。
まとめ
5月10日の「メイドの日」は、日本のサブカルチャーから生まれた記念日で、
「5(メイ)10(ド)」という語呂合わせをもとに作られました。
公式な記念日ではないものの、秋葉原のメイド喫茶を中心にファンの間で根付き、
コスプレ、イラスト、推し活、店舗イベントなど、さまざまな形で楽しまれています。
今日という日をきっかけに、あなたもメイド文化に触れてみてはいかがでしょうか?