部屋探しで意外と悩むのが「部屋の向き」。特に西向きの部屋は「夏に暑そう」「朝は暗い」というイメージを持たれがちですが、実は夜型生活との相性が抜群に良い魅力的な選択肢でもあります。
転勤族として各地で暮らしてきた経験から、西向きの部屋のメリット・デメリット・洗濯事情・快適に暮らすコツまで詳しく紹介します。
結論:西向きは「夜型派・夕方重視派」に最適な癒し空間
夕方〜夜を快適に過ごしたい人にとって、西向きは非常に心地よい向き。朝型か夜型かで評価が大きく変わる部屋です。
西向きの部屋のメリット
① 美しい夕焼けが楽しめる
- 夕暮れ時の光が最大の魅力
- 大阪勤務時は夕焼けを眺めながら食事するのが最高の癒しでした
② 午後〜夕方にかけて明るい
- 朝は暗めだが、午後からはしっかり日差しが入る
- 夜のくつろぎ時間が充実しやすい
③ 冬の午後は暖かく過ごせる
- 午前中は寒くても午後の日差しで部屋が暖まり、暖房費の節約になることも
④ 朝寝坊派にやさしい
- 朝日が入らず、ゆっくり眠りたい人に快適
西向きのデメリット
① 夏の午後は猛烈に暑い
- 福岡勤務時は午後の日差しが強烈でエアコン代が高騰
- 遮熱カーテン・UVカットフィルム・グリーンカーテンが必須
② 朝は暗く冷え込みがち
- 冬の朝は特に布団から出たくなくなる冷え方
- 暖房タイマー・照明工夫で対策
③ 朝の洗濯が乾きにくい
- 日が入らない朝は洗濯乾燥が不利
- 洗濯物は午後〜夕方に干すのが基本
西向きの洗濯事情:午後を活用しよう
名古屋勤務時は15時から洗濯すれば翌朝までに乾く生活サイクルでした。朝しか干せない人は生乾きリスクが高まります。
対策として:
- 衣類乾燥機や高性能除湿機を活用
- 部屋干し用洗剤を使用
- 扇風機やサーキュレーターで風を送る
仙台勤務時は除湿機が頼りでしたが、湿気ストレスは軽減できました。
西向きが向く人・向かない人
向く人
- 夜型生活が中心の人
- 夕方からリラックスしたい人
- 朝はゆっくり寝たい人
- 冬の午後に暖かく過ごしたい人
向かない人
- 早朝から活動する必要がある人
- 朝の光を重視したい人
- 洗濯を朝に済ませたい人
他の方角とも比較して検討しよう
方角選びは生活スタイル次第。他の向きも比較して最適な部屋を探しましょう。
- 南向きの部屋は本当にベスト?メリット・デメリットを徹底解説
- 北向きの部屋はなぜ“芸術家向き”?静かな光がもたらすメリット・デメリット
- 東向きの部屋は実際どう?朝型ライフに最適なメリット・デメリット
- 全体まとめ:部屋選びで迷わない!方角と家賃の豆知識を徹底解説
- 家賃の考え方:家賃は収入の3割まで?転勤族の体験から考える「ちょうどいい家賃」
まとめ:西向きは「夜に癒しを感じたい人に最高の向き」
朝の光よりも夕方からの心地よさや夜のリラックスタイムを重視する人には西向きは最高の相棒になります。生活リズムを見つめ直して、向き選びの参考にしてみてください。