3月8日が「国際女性デー」って呼ばれているのを知ってる?
実はこの日は、世界中の女の人や女の子たちのことを考える、とても大切な日なんだよ。
この記事では、国際女性デーがどんな日なのか、なぜ3月8日なのか、どうやって祝うのかなどを、わかりやすく説明するね!
国際女性デーってなに?
国際女性デー(こくさいじょせいデー)は、女の人や女の子が男の人と同じように大切にされる社会にしよう!という気持ちをあらわす日なんだ。
むかしは、女の人が学校に行けなかったり、おしごとをさせてもらえなかったり、えらばれた人しか投票できなかったりして、不公平なことがたくさんあったんだよ。
だから「女の人にも平等なチャンスを!」と声を上げる人たちがいて、世界中で女性のことを考える記念日として、国際女性デーができたんだ。
どうして3月8日なの?
3月8日が選ばれた理由は、1917年にロシア(今のロシア)で起きたできごとがきっかけなんだ。
その日、女の人たちが「パンが足りない!」「戦争をやめて!」と声を上げて、大きなデモ(抗議の行進)をしたんだよ。
その運動がきっかけになって、ロシアでは女性にも選挙に行く権利が与えられたの。
このできごとは世界の歴史の中でも大切な一歩とされていて、その日を記念して「国際女性デー」は3月8日に決まったんだ。
ミモザの花と国際女性デー
国際女性デーといえば、黄色いミモザの花も有名なんだよ。
ミモザの花は春に咲く明るい黄色の花で、あたたかさ・やさしさ・希望・強さをあらわすといわれているよ。
イタリアでは、国際女性デーになると男の人たちが女の人にミモザの花をプレゼントする習慣があるんだ。
だから「ミモザ=女性を大切にする気持ちのしるし」として世界中でも人気になっていったんだよ。
どんなことを考える日?
国際女性デーは、昔のことを思い出すだけじゃなくて、今も女の子たちがどんなことに困っているかを考える日でもあるんだ。
たとえば…
- 女の子も男の子と同じように学校に行けている?
- おしごとのチャンスは平等かな?
- 家や学校で安心してすごせている?
こんなことを、みんなで考えて、少しずつよくしていこうという日なんだよ。
どんなふうに過ごすの?
国際女性デーには、こんなことをしてみるのがおすすめだよ。
- 女の人たちのがんばりについて調べてみよう
- 昔の女性活動家や、今活躍している女性たちの話を読んでみよう
- ミモザの花をプレゼントしてみよう
- お母さんや先生、おともだちに「ありがとう」をこめて渡すのもすてき
- 男女関係なく、みんなが大事だよって気持ちを伝えよう
- 小さな思いやりが、大きな社会を変える第一歩になるよ!
まとめ:国際女性デーは、みんなで考えるやさしい日
3月8日の国際女性デーは、「女性も男の人と同じように大切にされる社会」をめざす記念日なんだ。
- 昔のがんばりを思い出す日
- 今の課題を考える日
- これからの未来をもっとよくしていくきっかけになる日
みんなもこの日をきっかけに、「平等ってなんだろう?」「思いやりってなんだろう?」と考えてみようね。